本当に久々の更新になりました。
後述するようにfacebook(http://www.facebook.com/mitsuhiro.koyama)は頻繁に更新するようになりましたが、こちらはご無沙汰していました。
こちらを見ておられる方もおられます(更新サボってばかりでごめんなさい)ので&今年もいよいよ残り少なくなってきましたので、今年を振り返ってみたいと思います。
今更言うまでもないのですが、本当に今年は大変な年になりました。
3月11日の東日本大震災、そして福島原発の事故です。
正直関西においては実感が湧かなかったのは否定できません。
私としては夏の節電要請を意識して網戸の張り替えに挑戦した、というくらいしか直接的な影響はなかったような気がします。何とも呑気なものですが。
しかし地震直後に「少しでも余震から逃れたい」と京都に来られた東京の知人から色々と生々しい話を聞いて衝撃を受けたのも事実です。
余裕があったからこそ出来たことなのかもしれませんが、震災以降私は過去の日本の歴史において同じような災難があった時我々の先祖がどのようにそれに立ち向かいそしてどのようにしてそれを克服していったのか、ということを調べました。
確かに今回の震災は非常に大変な事態でしたが、昔は今のように文明が発達していませんでしたし復興には物凄い時間がかかっていました。
平安末期~鎌倉時代初期には日本のあちこちで立て続けに約30年間地震/津波、火山噴火、台風、天候不順が連続して起きて本当に国家破綻寸前になったのだそうです。
江戸時代初期に元禄文化が栄えた、ということはご存知の方も多いと思いますが、原動力となったのはこの時代に海沿いの低地を干拓して米の生産量が飛躍的に増加した(この時代の日本は米が「マネー」だった)からでした。各地の大名もそれを理解していて干拓に惜しみなく投資したのだそうです。
しかしそれは一瞬にして崩壊しました。原因は地震と大津波です。瀬戸内海にすら6メートルの津波が押し寄せたとのことで、干拓した田が一瞬にして全滅したのです。これ以降江戸時代は大政奉還まで一度も景気が良くなりませんでした(故に何度も「○○の改革」が実施された…のだが低空飛行のまま江戸時代は終わった)。
皆さんも歴史を振り返って欲しいです。間違いなくそこにこれから我々がどうやって生きていくべきなのかのヒントが存在すると思いますので。
今年私は「本厄」でした。
そんなことは迷信みたいなものだろ、と思っていたのでしたが、やはりそれは嘘ではないな、と思わされることが続きました。
私自身に関しては、7月に「手足口病」にかかり、10月には足を痛めてしまったという災難がありました。
手足口病とは文字通り手、足、口に湿疹が出来て高熱が出るという病気です。基本的に子供がかかる病気なのですが、今年は大人の間でも大流行しました。正直どこが子供の病気やねん、と言いたくなるくらい私の周りの大人でも発病した人が多かったです。
言うまでもなく私は自分の子供から伝染したのだと思います(子供は大したことはなかったのですが)。手や足の湿疹に高熱も辛いのですが何が一番辛いといえば「口」です。私の場合口内炎が喉にいくつも出来ました。その結果物は食べられない、水すら飲めない、しゃべることも出来ないという状態になりました。仕事があまり忙しくない時期だった(とはいえその頃取り掛かっていた税務調査の調整日がキャンセルになってその直後税務署の担当者が異動になり最終決着が大幅に遅れるというアクシデントもありましたが)のが幸いでしたが、本当に辛かったです。
10月の足のアクシデントは、慢性的な運動不足を解消しようと一念発起して9月中頃から朝早く起きて走り出したのですが、何せこのようなことをしたのは10数年振りだし、その10数年前に比して体重は20kg以上増加しています(苦笑)ので、走り始めて3週間くらい経った時点で足を痛めてしまった、という訳です。
皆さんにこの話をしたら「いきなり無理するからだよ」「歩いた方がいいよ」と言われたものです。まだ足の痛みを抱えていた中税理士会支部の旅行で沖縄に行ってそこで足を引きずりながら観光地を歩き回っていたのですが、それが功を奏したのか、帰ってから今までの痛みが嘘のように急速に回復しました。やはり歩くことから始めるべきなのでは、と今では思っています。
本厄だったとはいえ本業は案外順調だったと思います。
勿論今年もいろいろと大変なことがありましたが、皆さんのご協力もありまして何とか解決することができました。
やはり大切なことは一つ一つ粘り強く取り組むこと、決して諦めないことだと思いました。
来年も皆様の力になれるよう一生懸命がんばっていきたいと思います。
そしていろいろなことがあった今年非常に楽しませてもらったのは「Facebook」でした。
これまでもmixi、twitterといったSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)は利用していましたが、はっきり言ってFacebookは段違いに素晴らしい&怖ろしい程に凄い、ということを痛感した1年でした(あまり批判はしたくないのですが、mixiは「情報の非対称化」を最大限に利用したSNSだったんだな、と思いました。今年の度重なる迷走も含め今やFacebookの劣化コピーにしか見えないのですが)。
ご存知の方も多いかと思いますが、Facebookの最大の特徴は「実名」で登録しないといけない(偽名等で登録していることがわかればアカウント削除されます)ということです。
日本のネット文化の下ではこれがネックになってFacebookなんて普及しないだろ、という意見もありましたが、そんな意見が間違っていたことは今や説明するまでもないでしょう。ただ正直私も驚いているのですが。
Facebookの魅力を語り出すときりがありませんが、一つだけ取り上げると長い間疎遠だった方と再会出来た、ということが挙げられると思います。
とにかくやってみればその魅力はわかると思います。来年以降Facebookは更に盛り上がるとは思いますが、利用者が増えれば予期せぬ問題点も出てくるかもしれません。その辺りは冷静に見極めて行きたいと思います。
今年もいろいろとお世話になりました。この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様良いお年を。