今年を振り返る その2

今年は久々にいろいろな人と再会する機会が多かった年でした。
 初っ端正月休みから滋賀県に住んでいた頃の中学校の同窓会が開催されました。同窓会自体約20年ぶりとのことでした。
私は中2まで滋賀県に在住していたため厳密には参加資格があるのかどうか微妙だったのかもしれませんが、facebookがきっかけとなって招待していただくことになりました。
多くの皆さんが感じておられると思うのですが、こういう場面で発揮されるfacebookの力は強烈なものがあると思います。
実は何人かの同級生とは付き合いが続いていたのですが、基本的には皆さんとは約29年ぶり!!!の再会でした。
 皆さん容姿はすっかり変わっていました(私を筆頭に(会う人会う人「誰やねんこのデブ」(苦笑→学生時代からでも体重1.5倍になってますもんね))が、実は声と眼球は変わっていないんですよね。眼付きではなくて「眼球」っていうのがミソです。
同級生全員で1学年50人くらいという田舎ならではの小規模な集まりだけに、参加者25名程度で出席率は非常に高かったのでは、と思いました。残念ながら所用で参加できなかった方からも近況報告は結構届いていたみたいです。
 久々に皆さんにお会いして感じたのは、みんな真面目だったよな、ということです。私は中3の4月という非常に微妙な時期に父親の仕事の都合(独立開業)で京都に引っ越したのですが、そこは非常に荒れていた学校でしたので・・・。
一例を挙げますと、図書館に鍵がかかっているんですよ。何故なら本が盗まれるから・・・。あと電気のスイッチが悉く中に押し込まれて破壊されているのが妙に印象に残っています。正直理解に苦しみますが、ああいうのも”ワル”のアピールの仕方だったのでしょうか・・・。
その一方で体育祭や文化祭といった大きなイベント時には全員が一枚板になって熱心に参加する、という面もありまして、実は1年という短い期間ではありましたが、京都の中学校での生活はかなり充実していたのでは、と思います。
こちらでは十数年前に一度同窓会を開催しているのですが、たった1年そこに居ただけの私が幹事を務めることになったんですよね・・・。
勿論こちらの同級生でも付き合いの続いている人はいます。今年の夏には約9年ぶりに私の結婚式に来ていただいた京都の中学時代の友人と再会したりもしました。京都の中学時代の友人には実はうちの事務所の顧問先の社長になられていて普段からよくお会いする人もいるんですけどね。
 
 今年の6月には私が通っていた高校にて「租税教室」を開催しました。
文字通り我々税理士が自分の通っていた母校で(大抵の場合社会の授業の時間を使って)税金に関する授業を担当する、という内容です。
昨年私ともう一人税理士の同級生と一緒に提案してみた所是非ともやって欲しい、と言われて今回開催しました・・・が実は私が通っていた高校は基本的に中高一貫で(私は高校から途中編入)、カリキュラムの進度が早いため本来高1のクラスで教える内容を中3で教えているがため、税理士会が薦めている租税教室の「自分の母校である「高等学校」」での授業、という要件に該当しなくなってしまい、完全にボランティアでの開催となってしまいました(その結果税理士会からの謝金が出ない・・・)が、学校側からの強い要請もありましたので引き受けた次第です。
 打合せの段階でいろいろな先生とお話ししたのですが、何が凄いって実は我々が習っていた当時の先生がまだ健在で、しかも同級生の一人がこの学校の教師として就任していて更には今回授業を持つことになった中3のクラスの一つの担任までやっているということです・・・。
皆さんとは実は数年前に開催された同窓会にてお会いしているのですが、スムーズに準備を進められたのもそういう縁があったからかな、と思いました。
本番の授業も1コマ50分×4クラス、昼食を挟んでぶっ通しで非常にハードでしたが、何とか無事終えることが出来ました。
全体的に生徒の反応も良かったのでは、と思いました。社会の先生(私の高3の時の担任でした)が「1学期の期末試験で今日の授業の内容出すぞ!!!」とおっしゃったのも効いていたのかもしれませんが・・・。
 そしてつい先日の事でしたが、公認会計士を目指して切磋琢磨していた専門学校での受験時代の仲間と再会する機会がありました。
縁あって今年再会した会計士の仲間(これまたfacebook経由で、レトロアーケードゲーム絡みというのがミソですが→これについても触れないといけませんが、何とか年内次回の投稿にて触れたいと考えております)からのお誘いでしたが、専門学校に通っていたのはもう19年も前のことなんですよねえ・・・。
仕事柄今も時々お会いする方もおられましたが、本当にその時以来という方もおられました。
皆さん紆余曲折を経て立派に様々な場面の第一線で活躍されているなあ、と感慨深く思いました。私ももっとがんばらないといけませんね。
 来年はどんな出会いが待っているのか、あるいは意外な方と再会することがまたあるのか、いずれにせよ今まで通り「縁」を大切にしてがんばっていきたいと思います。
そして今年再会した皆様、これまでからお世話になっております皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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