コレクターズ玩具&アーケードゲームの世界(後編)



ゴールデンウィークの4/29~5/6に京都・山科のショッピングセンター「ラクト山科」にて開催された「コレクターズ玩具&アーケードゲームの世界」というイベント、私は初日、4/30、5/1、5/3、そして最終日の5/6と5回も行ってしまいました。
というのも前回も書いたように30年以上も前の古い筐体を連日朝10時から夜の8時までぶっ続けで稼働させているだけに故障しないかどうかが心配でしたので。
たまたま京都市内に出る用事が続いたのでそのついでになるべく顔を出すようにしたという訳です・・・が幸いなことに結局大きなトラブルは起きませんでした。よく持ってくれたものだ、と感心するとともにホッとしました。
たまたま私が行った際「ハイパーオリンピック」のボタンが利かなくなっていた(記録を出すにはひたすらボタンを高速連打する必要があるので、現役で稼働していた頃は鉄製の定規で弾いて連打するのが流行った・・・のですがその結果ボタンもコンパネもボロボロになった)のですが、端子が外れていただけであっけなく直りました。それと最終日の終了1時間前に「ゼビウス」のプレイヤー2側のブラスター(地上攻撃用爆弾)ボタンが利かなくなったのですが、間もなく撤収なのでプレイヤー1のみ使用できるようにして乗り切りました。


それにしても連日大盛況でしたね・・・。
親子連れ、カップル、近所の小中学生らしき子供連れ、制服の高校生・・・昔だったら補導されるんとちゃうか、と言いたくなるのですが、何せ無料ですから・・・。
親世代が懐かしんで遊び方を子供に教えて子供ものめり込んでいるというのが微笑ましい光景でした。更には私の知人も遊びに来てくれた(&皆上手い!)のも嬉しかったです。
私は初日と最終日に子供を連れていったのですが、うちの子供は今ニンテンドーDSとWii Uで発売されている「大乱闘スマッシュブラザーズ」にゲストキャラとしてパックマンが登場している&たまたま最近CS(通信衛星)テレビのフジテレビONEでオンエアされている人気番組「ゲームセンターCX」に「クレイジークライマー」が出てきた(ファミコン版ですが)のですが、それらの本物が置いてあったのを見て興奮していました(ここだけの話ですが、実はパックマンは正規版ではなかったんですけどね・・・)。



最終日は午後5時で終了、しかしそこからが最後の一仕事。
ヒジヤンさんの住んでおられる新潟に10台の筐体を運ぶため再度基板とコンパネをばらして梱包する撤収作業です。
セットアップに5時間かかったので不安に思っていたのですが、撤収作業には新たに3人助っ人が来ていただきまして結局閉店時間ぴったりくらいの3時間で終わらせることが出来ました。
作業終了後ヒジヤンさんが食べたことがない、とのことで天下一品総本店に手伝って下さった皆さんで行って軽く打ち上げしました。
手伝って下さった皆さん以外にも多くの皆さんと会場でお話することが出来た(初めてお会いする方ばかりでしたが)のですが、非常に熱心なアーケードゲームファンばかりでした。今も尚これだけ熱い人が沢山いるんだなあ、と感心する一方、あまりにも強烈過ぎるマニアックさ&底知れぬコレクター魂を見せつけられて私なんてまだまだ大したことないよな、と痛感しました。いや本当に私なんてにわかマニアに毛の生えた程度ですから・・・。
ヒジヤンさんは休む間もなく先日の土曜日(5/9)に新潟にて別のイベントを開催されていました。
何でも全てパチモンゲーム(その昔横行した権利関係無視のコピーゲーム→例:「ドンキーコング」「パックマン」「ギャラガ」・・・でなくて「クレイジーコング」「ザ・ハングリーマン」「ギャラッグ」(苦笑))というそれ大丈夫なの・・・?という企画で、ゲリラ的に土曜日だけ開催だったそうですが。
それはともかく、今レトロゲームが脚光を浴びているのは間違いないどころか時代の中心に来るんじゃないか、と思えるくらい盛り上がって来ていると思います。
東京ではレトロアーケードゲームメインの品揃え+斬新なイベント企画で注目を集めているゲームセンター「高田馬場ミカド」が世界中から集客して連日大盛況ですし、秋葉原にもレトロアーケードゲームを売りにしているゲームセンターがいくつもあります。
残念ながらこういった動きは今の所首都圏メインになってしまっているのですが、今回のイベントは京都で大成功を収めました。
これを機に全国にこのムーブメントが拡散していくことを期待したいと思いますし、私も微力ながら更に努力していきたいと考えています。

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