台湾に行ってきました




去る11月3日から11月5日まで台湾に旅行に行ってきました。
毎年恒例、近畿税理士会宇治支部の懇親旅行ですが、今回初めての試みとして海外旅行になりました。
平日を含む3日間、果たしてどれだけの人数が参加するのかが気になりましたが、蓋を開けてみれば予想以上の28名の参加、しかも女性会員も3名来られるという盛況ぶりでした。
私はこれまであまり海外には行ったことがありません。
大学時代が初めてでしたが、いきなりオランダ(滞在中にベルギーにも足を運びました)に6週間のショートステイでした(当時父が入っていたライオンズクラブの交換留学制度→その年の年末にうちもマレーシアからやってきた高校生と3週間一緒に過ごしました)。
ソビエト連邦崩壊の正に直前の時期でして、今はロシアの上を飛んでいけば案外ヨーロッパは近いのですが、当時はそんな航路は使えず香港から東南アジア~インド~イラン~トルコ上空からドイツのフランクフルトに着いてそこで乗り換えてようやくオランダに到着、延々15時間のフライトでしかも飛行機も生まれて初めてでエンジンの音がうるさくて15時間ほとんど寝られなかったことを記憶しています(今は速攻寝られますが)。
6週間のオランダでの生活は非常に楽しかったです・・・がホストファミリーの皆さんの歓迎ぶりがあまりにも凄くてくたびれてしまったことを覚えています。
オランダ/ベルギー以外では今回を除いて5回海外に行ってますが、その内4回が韓国だったりするんですよねえ。しかもソウルばかり。
初めて韓国に行った際は地元の人に案内してもらって非常に食事の美味い店に連れて行ってもらったのですが、悲しいことに行く度に食事が美味くなくなっていったような・・・。
2回目に韓国に行った際帰路の飛行機の隣席に座っていたのが実は私の妻だったりするのですが、当時は全く縁もなく普通に話する程度の間柄だったのですが・・・何がどうなるかわからないものですね(確か結婚する2年前だったかな?)。
3回目は顧問先の社員旅行に付いて行ってカジノで大勝ちした・・・のはいいのですが、帰国後すぐに名神高速で46km/hオーバーで覆面パトに捕まってしまい儲かったお金はほとんど罰金と講習代で消えてしまいました。泡銭は身に付かないんですよね。
韓国以外の残りの1回はオーストラリアへの新婚旅行でした。
私とは違い妻は独身時代海外旅行に行き倒してまして、私のリクエストはイタリアだったのですが「行ったことあるし」とのことであっさり却下、しかしあれだけ海外に行きまくってるというのに妻はこれまで南半球に行ったことがない、とのことで&私の子供の頃からの夢だった「南十字星」を見たい、という願いをかなえるためオーストラリアのケアンズに行き先が決定しました。これは非常に素晴らしかったです。南十字星もばっちり見れました。

そんな訳でオーストラリアの後5年前4回目の韓国に行って以来の海外が台湾でした。
色々と楽しかったのですが、観光地としては素晴らしいとはあまり思えなかったような気がします。
というのも実は非常に日本人にとっては居心地がいい、というか日本にある店が普通にあったりするんですよね。ファミリーマートとセブンイレブンは普通に至る所にありますし、くら寿司、ロイヤルホスト、ラーメンの一風堂、更には日本の普通の和食定食等が食べられる○○食堂(「○○」にはその場所の名前が入る→フジオフードシステムが展開する「まいどおおきに食堂」)までありました。
日本語は全然普通に通じますし、何というか海外に来てるという感覚があまりしなかったです。韓国の方がむしろ癖があるような気がします。
妻の初めての海外旅行は台湾だったそうですが、確かに日本人が初めて海外に行くなら台湾がベストじゃないかな、と思いました。


一通り台北の観光地には行ってきましたが、個人的にはあまりピンと来なかったです。
それと2日目に移動のバスから降りる際寝ぼけていてバスの中の階段からズッこけてしまい腰を強打するというトホホなことをやらかしてしまいました・・・。
今はもう大丈夫ですが、帰国後1週間程腰が痛くて痛くて堪らなかったです。
ただ観光地で「九フン(機種依存文字なので出ません→ニンベンに「分」)」は素晴らしかったと思います。あいにくの大雨でしたが、それがまた雰囲気があって良かったですね。滞在時間が短かったのが残念でした。
何でも雰囲気が似ているとのことで宮崎駿氏の日本映画最大のヒット作「千と千尋の神隠し」の元ネタでは、と言われたそうですが、宮崎氏本人が明確に否定したそうです。
確かに似てるといえば似てるような気はしましたが・・・どうなんでしょうか?

さて旅行の楽しみと言えばグルメです。
妻から台湾の食事は美味しい、と聞いていたのですが・・・場所が悪かっただけかもしれませんが、実は食事はイマイチだったような気がします。
というかそりゃねーだろ、と言いたくなるようなのもちらほらと。
というのも、屋台街に行ったのですが、そこで物凄くでかいソーセージを売っていてこれは美味そうと思って買ってみたらでかいのを1本そのままかと思ってたらその場で一部カットして更に細かくスライスして袋に入れて渡されました・・・拍子抜けしたのですが、それだけでなく、何故かほのかに甘い・・・。
普通この手の物はコショウがピリッと効いてる物ですが、甘いって何それ・・・?
気を取り直して別の店を見ると今度はまた超でかいフライドチキンを売っていました。美味そうなので即ゲットして噛り付くと・・・何でやねん、また甘い!!!
更にホテルの近くにマクドナルドがあったのでそこで日本でいうところの「バリューセット」を頼んで早速食べると・・・ハンバーガーのバンズが甘い!!!
妻は甘い物が好きなので台湾の料理は美味い、と言ってたとでも解釈しないと理解できなかったですね。

あと非常に参ったのがトイレですね。
ウォシュレットみたいな便利なものがある訳もないのは当然ですが、何が困ったって台湾では使用したトイレットペーパーを便器に捨てるのでなく隣に置いてあるゴミ箱に捨てるんですよ。
何でも下水管が細くてトイレットペーパーを流したりしたらすぐ詰まるのだとか。
「郷に入らば郷に従え」とは言いますが、これは何とかして欲しいものですね。
そんな訳でかなり目まぐるしい台湾行脚でしたが、あっという間に楽しい時間は過ぎていきました。
今回これだけ大盛況だっただけに来年以降企画する方はさぞかし大変かと思いますが、更に楽しい企画を考えて欲しいですね。
期待しております。

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