全日本テーブル筐体愛好会京都会議(3日目:2/4(日))

前回の続きです。
2日間京都~奈良~大阪と旋風を巻き起こした(?)全日本テーブル筐体愛好会京都会議もいよいよ最終日を迎えました。
最終日は名古屋から会員No.60TEA@紅茶が主食!!さん、会員No.151夕庵「愛娘フィリア&ティアラ」さん、会員No.157つうとむさんの3人が合流、更に前日急遽参戦した会員No.52れみぃさん(カラオケにも参加されましたが終電がなくなり会員No.146ぞーさんと会員No.170だんなさんと始発の時間までカラオケに残られました・・・)とその奥さんの会員No.53てのりぞうさんも参加されることになりました。
この日はいよいよ私の事務所2階の応接室ゲーセンと気が付けばゲーセンと化している道を挟んで向かいにある旧事務所(事務所移転のいきさつについてはこちら参照→もう4年も経ったんですね・・・)の開放です。
私もヒジヤン会長の真似をしてアーケードゲーム筐体を外に持ち出して無料で遊んでいただくイベントを開催するようになって、旧事務所は普段はそのイベントに使用するためのゲーム筐体の置き場となっていますが、それらもそこで稼働させればゲーセンっぽくなるので、ある時期から主に私の同業者を招待して新事務所と旧事務所の2箇所で遊んでもらうようになりました・・・が、同業者以外の皆さん、それも約20名という大人数を対象に開放するのは初めての事でした。


この日は大阪での宿泊勢は大阪市営地下鉄動物園前駅から近鉄に乗り継いで私の最寄駅である新田辺駅を目指しました。
そこで奈良の会員No.85(名札が間違っていたみたいです(名札はNo.80))Q.Pさんと会員No.164Mitsu Kaguさん親子及び名古屋勢が車で送迎に来て戴きました。
電車での移動はこれが最後となりましたが、今回敢えてというか結局この方法しかなかったとも言えるのですが電車での移動という方法を取ったのは参加者の中に結構鉄道好きな方が多いことも踏まえてそうした次第です。
喜んで戴けたでしょうか?
さていよいよ応接室&旧事務所ゲーセン開放がスタートしました。
今回準備したゲームは以下の通りです。
◎事務所2階”応接室ゲーセン”

・グラディウス(バブルシステムver.+BOSEスピーカー&アンプ組み込み)

・ゼビウス(ランクベリーハード→1面からカピが出てくる・・・)


・ドルアーガの塔(BOSEスピーカー&アンプ組み込み)

・TORNAMENT ARKANOID(アメリカ版上級者向け「アルカノイド」)

・ツインビー(バブルシステムver.)

・ジャンケンマン(実はこれもベリーハード(ランクが8段階有りますが最強にしています)

◎”旧事務所ゲーセン”

・ガントレット(テーブル筐体で4人プレイ可能)

・STEREOSOUND LIFEFORCE(海外版「沙羅曼蛇」)

・魔界村

・グロブダー

・スペースインベーダー(タイトー純正筐体:よーく見ると実はプレイヤー1はカラー、プレイヤー2は白黒)

・リブルラブル

・アルカノイド(面セレクトver.+タイトー純正筐体)

・Ms.PAC-MAN&GALAGA

・クレイジークライマー

・”ツインゼビウス”

・アサルトプラス

(「スターフォース」も準備していましたが調子が悪くて稼働出来ませんでした)

結構気合入れて準備したつもりです。
「グラディウス」のバブルシステムは確かにレアかもしれませんが非常に有名ですしまだ見かける機会もあるのでは、と思うのですが、「ツインビー」はちょっと珍しいのではないでしょうか。
その「グラディウス」と「ドルアーガの塔」はCDプレイヤーが壊れて使えなくなったけどアンプとスピーカー及びBOSE社のステレオの特徴であるアクースティマス・ベースボックスがまだ生きていたのでそれらを筐体に繋いでド迫力のサウンドが奏でられる様にしました。




また雰囲気を盛り上げるため可能な限りこれらのゲームに関するグッズを並べてみました。
ポスターやポップ(「ドルアーガの塔」のポップは実は会員No.150奈夢子つうさん謹製のレプリカだったりします・・・)に加え「グロブダー」「ツインビー」「グラディウス」はこれらのレジンキットやプラモデル(突貫工事で製作しました→「グラディウス」のビックバイパーは昔作ったものですが)を並べたり、「クレイジークライマー」は当時物のボードゲームを置いてみたりしました。
「グラディウス」のポスターが2枚並んでいますが、実は片方はこれまた奈夢子つうさん謹製のレプリカだったりします。
どちらが本物かわかりますか!?



私が特に思い入れのあるゲームは「グラディウス」と「ゼビウス」と「アルカノイド」です。
「ゼビウス」は応接室ゲーセンの駄菓子屋筐体に入れましたが、私が楽勝で1周出来たので敢えて難易度をベリーハードにしてみました(笑)。
その代わりと言っては何ですが、旧事務所の「ゼビウス」は”ツインゼビウス”。
これ、元々はポーカーゲームが1台の筐体に2つ入っているという代物(この手のゲームを置いていたゲーセンは少しでもスペースを稼ぐ(ことにより収入を更に上げようとした)ためこんな筐体を置いていたらしい)で、私はジャンクでヤフーオークションに出ていたこの筐体を大改造して「ゼビウス」の基板を2つ入れて基板に元から設定されているポーズ機能をスイッチで2枚の基板で同時に作動するように設定、更にゲームスタートボタンも2枚の基板で同時にスタートできるように設定しました。
こんなことをして何をやりたかったのかというと、昨年私が参加した「ゼビウスチャンピオンシップ(part 1 part 2 )」をここでも擬似体験できるゲーム機を作りたかったのです。
スポーツ競技用のタイマーも購入して同時にスタート、ポーズ機能で制限時間が来たらストップすることで「ゼビウスチャンピオンシップ」のタイムアタック(ゲーマーにわかりやすく言えばかつてハドソンが行っていた「キャラバンモード」ですね)が楽しめるようになりました。


「アルカノイド」はタイトー純正筐体(何故か音が非常に素晴らしいです→「スペースインベーダー」も然り→これら2つのゲームのサウンドは外にいても良く聞こえてきました)にちょっと珍しい面セレクトが出来る基板(1面~20面までの好きな面からスタート出来る)を組み込みました。
そして応接室にはアメリカで発売された難易度が高いバージョンを入れました。
アメリカだけにブロックの配置もアメリカ国旗の面があったりタイトーの初期を代表するゲーム「ちゃっくんぽっぷ」のキャラクターを模した面が出てきます・・・が非常に難しいです。
私も未だ全面クリアしていないです・・・。



他にもプレイヤー3、プレイヤー4はセガのメガドライブ用コントローラーを使用することでかなり強引ではありますがテーブル筐体でも4人同時に遊べる「ガントレット」、ただの「沙羅曼蛇」「アサルト」ではなく捻りを利かせたバージョン(「アサルト」はコンパネからして特殊ですが)を用意しました。
今回はマニアックなゲーマーが集まるであろうと思い「リブルラブル」「グロブダー」も稼働させました。
「Ms.PAC-MAN&GALAGA」はアメリカで2000年に稼働していたゲームだそうです。
実はこのゲームには「隠しコマンド」がありまして、それをゲームスタート前に入力すると元祖「パックマン」が遊べたり、それも含め3つのゲームの別バージョン(自分のスピードが激速になったり「ギャラガ」は猛烈に連射が出来るようになったりする)が遊べるようになります・・・が残念なことに途中で基板の調子がおかしくなったので普通の「パックマン」に変更することになりました。


こんな感じで用意した次第ですが、果たして皆さんに受けるかどうか、実は直前まで非常に心配でした。
しかし蓋を開けてみると過去に見たことがないくらい大盛況となりました。
マニアの皆さんはご存知だと思いますが、バブルシステムのウォーミングアップ(このシステムは本当に基板が暖まらないと起動しない→故に冬場は起動に物凄く時間がかかります)時に流れる名曲「モーニングミュージック」を皆さんに聞いてもらいたい・・・んだけど20人近い人が事務所2階応接室に入ったらマジで床が抜けるんじゃないか、と心配でしたが、全然大丈夫でした。
時間差をつけて「グラディウス」「ツインビー」をそれぞれ稼働させて都合2回「モーニングミュージック」を皆さんに聞いて戴きました。
自分で言うのも何ですが、贅沢でしょ!?


後は応接室と旧事務所を自分の好みで行ったり来たりで楽しんでもらえたんじゃないかな、と思います。
どのゲームも万遍なく稼働していたように思うのですが、「リブルラブル」が大人気だったのが印象的でした。
こんなマニアックな(でも凄んごく楽しい)ゲームがガンガン動いてるとは・・・感無量でした。



そうこうしている内にお昼になってしまいました。
昼食は新田辺駅前のお好み焼き屋「ももたろう」
普段私もよく食べに行ってる店ですが、この日は近所で開催されていた「木津川マラソン」の影響で普段ガラガラの駐車場が軒並み満車で往生しました。
残念ながらここで時間切れとなった会員No.92プラウドローさんが次の目的地に向かうため離脱、しかし入れ替わるようにNo.52れみぃさん、No.53てのりぞうさん夫婦が合流しました。
お好み焼きの本場は大阪だと思うのですが、ももたろうのお好み焼きは本場に負けない美味しさで関西以外の地方から来られた皆さんに(勿論関西の皆さんにも)絶賛されていました。



午後から再び応接室&旧事務所に戻り再び皆さんゲームに興じられました。
しかし遠方から来られている皆さんはそろそろ帰りの時間を気にしないといけなくなりまして、流れ解散的に帰路に着かれる方も出てきました。
最後まで残られたのは名古屋勢3人、れみぃさん&てのりぞうさん夫婦、会員No.100ながれさん、そしてヒジヤン会長でした。
名古屋勢は直接車で帰路に着かれ、れみぃさん&てのりぞうさん夫婦はJR学研都市線で大阪へ、ヒジヤン会長は近鉄新田辺から京都駅へ向かわれることになりました・・・が、最後の最後に全員で近所のスーパーにある寿がきやのラーメンを食べることに。
早退された会員No.146ぞーさん&No.170だんなさんの食いしん坊コンビが大阪に向かわれる前に行きたいとリクエストされていてそこまで案内して我々は事務所に戻ったのですが、結局我々も行ってしまったという次第・・・。
食後皆さんをそれぞれの駅まで送ってながれさんが私を事務所まで送っていただきまして全ての予定が無事終了しました。
気が付けば3日間あっという間に終わってしまいました。
振り返ってみると段取りから色々と大変でした。しかし皆様の多大な協力と「愛」で私が当初想定していた以上に何もかも上手く行ったのではないか、と思います。
そうです、今回の全日本テーブル筐体愛好会京都会議、最初から最後まで参加者の皆さんの「愛」に溢れた素晴らしい「会議」になりました。
その「愛」の対象はひたすら「ゲーム」「飲み食い」(あと「カラオケ」と「ペロペロキャンディー」・・・!?)だったのかもしれませんが、それがこれだけの盛り上がりを見せたのは皆さんの「愛」これに尽きるのではないでしょうか。


(沢山のお土産ありがとうございます!!!)

参加されました皆様、3日間本当にありがとうございました!!!
是非次の機会も、とのリクエスト沢山受けておりますが・・・やらなきゃいけないよね!?

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